沖縄/Okinawa

【宿泊記】ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄 「紫に輝くインフィニティープール」ハイアット会員特典の無料宿泊 

沖縄本島と橋でつながる美しい瀬良垣島!360度海に囲まれ、小さな島に唯一あるラグジュアリーなリゾートホテル。恩納村でのマリンアクティビティのための滞在。ドラマチックな紫に演出されたプール、無料宿泊で利用したスタンダードルームをご紹介します。

ホテル概要|

ハイアットリージェンシー瀬良垣は、沖縄県本島と一本道でつながっています(モン・サン・ミシェルみたいな)。この道を渡る人は、このホテルの宿泊者だけ、という感じが良い!希少価値のあるロケーションです。2023年7月宿泊時の情報です。

沖縄本島の屈指のビーチリゾート恩納村。周辺にはハレクラニ、マリオット系ではシェラトン、リッツカールトン、ルネッサンスなどがあります。ハイアット系では2015年に国際通り近くにハイアットリージェンシー那覇が、2018年にこの瀬良垣アイランドが開業しました。

チェックイン|デザイナー橋本マジックにかかる大空間

この美しいデザインを手掛けたのは、世界的に有名なデザイナー橋本夕紀夫氏。彼はコンラッド大阪(2017年)、ヒルトン東京ベイ(2015年)、インターコンチ大阪(2013年)、ヒルトンニセコなども手がけています。すべてのホテルを訪れた私!今回の滞在を楽しみにしていました☆
まず目に飛び込んでくるのは、この豪華さ!橋本氏によって作り出されたこの無数の木の枠。じーっくりここに立っていることを楽しんで。。そして私が思ったのは、瀬良垣の石垣の四角い形をデザインしているのだと。大小さまざまに立体的に配置され、この緻密な職人技に感動!
真っ白な石垣の壁面の美しさに圧倒されます。大小違う照明のサイズも面白い。丸ごと自宅に持って帰りたいくらい素敵♡ 木の枠が作り出す光と影は、日光の動きによってロビーにナチュラルな陰影を作り出す。。そよぐ風と光を取り入れたデザイン。橋本さんの想い、私には響きました☆
橋本氏はラグジュアリーホテルの大空間から、店舗設計、個人邸宅も手がけられる方でした。もう本当に素敵すぎませんか!?昼間っから、夜はどんなに色っぽく綺麗だろうかと想像しました。ここは沖縄のちっちゃな島、なかなか来れるところではない。今を楽しまなくちゃと思う。
フロントの壁面にはジンベイザメと亀。
ロビーに置かれた無料のウェルカムドリンク。到着時でも滞在中でも自由に飲めます。私たちはレンタカーしましたが、タクシー待ちのひとときなど、ソファで待っている人が飲んでいました。消毒用アルコールスプレーとビニール手袋もありました。
BARの横にはホテルショップ「Market」があります。
沖縄のカカオで作られた「カラキ」、「月桃」、「シークワーサー」のチョコレートは3種類。「カラキ」は古くから薬用や香辛料、オイルとして重宝されてきたもので集中力を高めたい時などに。「月桃」にはアンチエイジングやリラックスの効果があります。月桃を買いました☆
ハイアットリージェンシーオリジナル「あまがしパウンドケーキ」2500円。沖縄ではこどもの日に食べられる伝統的なお菓子。押し麦と小豆や金時豆を黒砂糖で煮込んだもの。封を切ったら甘い香りがするんだろうな。白い石垣にディスプレイされていて、黒い箱が映えてお洒落。
客室へ向かうEVホールには、満月を連想させる美しい壁面演出が。5階に上がると、瀬良垣漁港の絶景が広がります。右の青いオブジェは琉球ガラスでしょうか。蒼い月か、青い泡か。非日常の空間に触れるたびに想像力が刺激され、豊かな気持ちになります。

客室|無料宿泊でスタンダードツイン!眺めは最高♡

この地図を使って駐車場を解説します。瀬良垣島は本当にちっちゃな島。きっと駐車場が入らなかったんだろうな。。この橋の手前:沖縄本島に駐車場があるんです。父ちゃん1人で駐車場に車を取りに、行ったり来たり。とても面倒ですが、夜の橋のお散歩はロマンチックですよ。
ホテルは7階建てで、スタンダードツインルームは5階に位置し、瀬良垣漁港の絶景が広がります。海の青いグラデーションはまさに圧巻!無料宿泊はスタンダードルームに限られますが、全室オーシャンビューなので、どの部屋からも素晴らしい眺めを楽しめます。
客室の広さは38㎡で、スーツケース2つは広げられるスペースはあります。ハリウッドツインベッドに大人2人と、ソファベットを利用して最大5名(うち大人3名)まで宿泊可能。この宿泊では、大人2名+子供1名で、エキストラベッドを入れました。
ほとんど見ませんでしたが、部屋の割には小さいと感じたTVでした。ちなみに私はホテルのプロオーションビデオを見るのが大好きです。やっぱりホテル側も一番推したいシーンを撮影しているもの。頭に入れていると散策する時に役立ちます。
特筆すべきところは、ペットボトルを廃止し、初日にアルミ製ボトルを設置されていたことでした。客室担当の労働も軽減されるし、環境配慮もされて、とってもいいですね。ハイアットリージェンシーワイキキでも同様の取組みをされていました。
ゆったりと浸かれるバスルームは、バスタブとシャワー室一体型。日本人にはこのスタイルが便利です。レインシャワーはありません。バスアメニティはカナダ発の自然派ボディケアブランドで、ハイアットリージェンシー共通で採用されている「Pharmacopia(ファーマコピア)」です。
バスローブや追加の枕はクローゼットの上部に整然と並び、スリッパや浴衣も完備されています。冷蔵庫は空っぽで、有料の缶ビールやジュースがないため、自分の好きな飲み物を自由に入れられるので使い勝手が良いです。ハイアット上級会員はラウンジでドリンクを楽しむことができます。

夕食|絶景と美食 絶対はずせない「シラカチ鉄板焼」

ホテルに宿泊したら、数あるレストランの中でまず何を予約しますか?私のおすすめは鉄板焼です!溶けていくバターの姿、立ち上がる湯気、蓋を開けた時の熱気、綺麗に整列されてメインのお肉が焼き上がるのを待つお野菜たち。そんなライブ感が楽しい!だから鉄板焼は外せない☆
鉄板焼きレストランのテーブルは10席が2つ、計20席。満室の客室でも、家族ごとにゆったりと案内してくれました。瀬良垣の美しい浜辺を眺めながら、期待に胸が高鳴り、わくわくです♡。外はまだ明るく、ナイトプールに向けて早めの夕食を楽しむのも、おすすめです。
大人は「鉄板プリフィックスメニュー」2万5000円を、子供は「鉄板焼お子様コース」1万円を注文しました。前菜:沖縄県産白身魚のサラダ、季節の野菜コーンスープ、沖縄味噌漬け炙り牛タンには海ぶどうがON!
鉄板焼きの魚介類メニューから、私は沖縄県産の車海老を選びました(+800円)。シェフの見事なナイフさばきで、エビの頭が華麗にめくれ上がる瞬間は圧巻です!頭と脚はお煎餅に変身し、香ばしい風味が口いっぱいに広がりました。旬の魚介や活鮑、伊勢海老のメニューも魅力的。
次に本日の焼き野菜。さつま芋、那須、エリンギが香ばしく焼き上がりました。苦手な食材なども聞いてくださった上で調理されていきます。
黒毛和牛もお好みに合わせてチョイスできます。フィレ80g、ロース50g&フィレ50g、フィレ120g、ロース150g。お肉も10g単位でオーダーできます。そして、シークワーサーポン酢、山葵(わさび)でいただきました!香ばしく柔らかく至福のひととき。
フランスの甘口ワイン Reserve Mouton Cadet Suternesをいただきながら。最後のデザートにころにはあたりも暗くなってきました。こちらは子供用鉄板焼コースのデザート。
鉄板焼の隣にある「Shirakachi Bar」も素敵でしたよお!このカウンターの分厚い材木の質感が重厚です。こちらはサンセット向きに窓があり、暮れていく夕陽がロマンチックです。沖縄本島でおすすめ度ナンバーワン!のBARです。

プール|幻想的な世界☆紫に輝く「ナイトプール」

なんですか、この紫に光るプールは!?と思われるでしょう。開業以来初めて開催されるナイトプール!予約した時には知らなかったので、EDMが好きな私は、この広告を見てテンションが上がります。7月〜9月末までの期間限定!おお、楽しみ☆
グランドレベル2F。鉄板焼&BARを出てきたところです。紫のラインが光っている場所が、「シラカチ 炉端」。3面窓があるので、ゆっくりとトワイライトタイムの絶景が見えることと想像できます。次回は炉端にいきたい☆
2Fのプールは水深が浅く、まさに「眺めるプール」。じゃぶじゃぶと泳ぐのではなく、水面に映る夕陽をじっくりと楽しむためにあります。鏡のように反射する夕陽の美しさは、心を癒してくれます♡ 周囲にはテーブルとチェアが配置されており、BARのテラス席として利用するのも素敵。
ナイトプールの魅力は格別です!椰子の木が徐々に紫色にライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂います。調光調色はされていないものの、紫に統一されたシンプルさが逆に美しさを引き立てます。階段状のインフィニティプールは、水中からも上からも素晴らしい眺めです。
インフィニティプールは通常、水平線と溶け込むようにストレートなエッジが多いですが、こちらのプールは美しいカーブを描いています。この青いカーブが織りなす景色は、波を表現しているのだと感じました。その湾曲した壁面から溢れ落ちる水の音を聞きながらお散歩しました。
1Fのプールからビーチへと続く道を歩いてきました。プールでは子供たちが元気に遊び、賑やかでしたが、ここはゆっくりと夕陽を眺める大人の時間が流れています。初年度はEDMが流れていたもののDJはいませんでしたが、2024年度はDJが登場してプール全体に音楽が流れています。
グランドレベル1Fから2Fへ向かう大きな階段は、昼間は真っ白な石垣が美しく、夜には夕陽色のグラデーションにライトアップされていて、とても素敵です♡ この大階段をはじめ、ホテルの中には、ウェディングにぴったりな写真映えスポットが満載だな、と思いました。
2Fのプールに戻ってくると、優しく灯る間接光のテーブルランプが点在していました。新企画のナイトプールは幻想的で、忘れられない夜になりました。

朝食|ダイニング「セラーレ」で琉球料理を堪能

ホテルでの朝食、ランチ、ディナーまで一日中利用できるダイニング「セラーレ」。メニューは沖縄で人気の郷土料理が多く見られました。左は豚の耳の皮を加工したコリコリした食感が特徴の「ミミガー」。右は「豆腐ちゃんぷる」。
左はウインナー、ベーコン、ポテトなど子供も好きな定番の品揃え。右は「ゴーヤちゃんぷる」。
エッグベネディクトは出来立てのものを、すぐその場で作ってくれます。カプセルの中にディズプレイがありますので、食べたことがない人にも分かりやすいですね。
ゴーヤちゃんぷるなど、ここでしか食べられない琉球料理をチョイスして。椰子の木を眺めながら、いただいた朝食で元気をチャージ!

チェックアウト|感想:毎週末とまりたいほど素敵☆

沖縄中部への観光スポットへもアクセスしやすく、毎週末とまりたいほど素敵なホテル。ラグジュアリーなインテリアデザインと独自の企画「ナイトプール」に大満足し、特別なひとときを過ごせました。

アクティビティ&観光|マリンスポーツ三昧!

レンタカーもマリンスポーツも事前にじゃらんで予約。ホテルをチェックアウトして東へ約20分、透き通る喜瀬の海でマリンスポーツを楽しんできました。空港へ帰る途中、美浜のアメリカンビレッジにも♪たった1泊でしたが満喫できました!

会員特典|無料宿泊の申請方法をわかりやすく解説

今回の宿泊は、ハイアットで獲得したポイント使って、無料宿泊をしました。この会員特典「WORLD of HYATT」の無料宿泊について解説します。

◾️アワードカテゴリーとは
ホテルのグレードを数字で表しています。大きな数字の方がハイグレードなホテルとなり必要ポイント数が高くなります。ハイアットリージェンシー瀬良垣のカテゴリーは「5」です。

◾️ピーク
日程によってオフピーク/スタンダード/ピーク、をハイアット側が決めています。これは宿泊を選択すると自動的に決まります。

◾️客室の種類
ポイントをどの客室で利用するかを選択できるのがハイアットの良い所!マリオットではポイントによる無料宿泊は「スタンダードルーム」なのです。下記のスタンダード〜プレミアムスイートの文字の上をクリックすれば、必要なポイント数がわかります!

「WORLD of HYATT」にサインインして、日程を選択したら、ポイント数が表示されています。
予約をボタンを押すとポイント数が差し引かれて登録済メールアドレスに連絡が来ます。アプリ、ホームページでも確認できます。これで無料宿泊での予約は完了です!