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【宿泊記】イラフSUIラグジュアリーコレクション沖縄宮古「ナイトリー・アップグレード・アワード」マリオット アンバサダー会員レポ

 

透き通るような美しい珊瑚礁が広がる宮古諸島の伊良部島にあるラグジュアリーリゾート、イラフSUI。60万円以上お得になったナイトリー・アップグレードを使った滞在と、ポイント宿泊による滞在の全貌をご紹介します。2022年7月の滞在です。

Contents
  1. ホテル概要
  2. 事前準備｜ポイント宿泊とアワード申請をしておこう
  3. チェックイン｜嬉しい♡手作りアロマバスソルト
  4. 客室｜オーシャンビュー・コーナー・ジュニアスイート
  5. 客室｜オーシャンビュー・ルーム☆ママ1人で最高
  6. プール｜サンセットディライト #シャンパン飲み放題
  7. 朝食｜TIN’IN ティンイン ＃毎日マンゴーいっぱい
  8. 朝食｜TIN’IN ティンイン ＃琉球料理の本格的ディナー
  9. アクティビティ＆観光｜まとめ☆ココ全部行きました
  10. チェックアウト｜家族4人は2部屋になるけどGood！

ホテル概要

イラフsuiのエントランス
20代の頃、スキューバダイビングが趣味で、沖縄の島々を全て潜りたいという夢がありました。石垣島や西表島に行き、次は宮古島、与那国、波照間が夢でした。仕事や結婚、出産で時間が過ぎましたが、家族と一緒に来られて幸せ。特別な思い出が詰まった5泊6日の旅です。
SUI「翠」は、世界中の独立系高級ホテル＆リゾートを集めたマリオットの「ラグジュアリーコレクション」に属するホテルです。これまで「ラグジュアリーコレクション」に泊まったことがなかったので、2018年の開業以来、宮古島に来るなら絶対にこのホテルと決めていました。

事前準備｜ポイント宿泊とアワード申請をしておこう

客室カテゴリー表

客室は全部で11種類あり、そのうちスイートルームは19室（約32％）。広々としたラグジュアリーな空間です。しかしスイートルームのうち定員4名の部屋はわずか4室。

コネクティングルームがないため、家族4人での旅行には2部屋の予約が必要です。部屋代が2倍になるのは痛いですよね。こんな時こそポイントやアワードを賢く活用しましょう。

客室名面積部屋数定員眺め
オーシャンビュールーム45㎡8室3名海
アッパーオーシャンビュールーム45㎡27室3名海
ガーデンジュニアスイート67㎡6室3名海
オーシャンフロント ジュニアスイート66㎡2室3名海
オーシャンビューコーナージュニアスイート76㎡5室3名海
オーシャンフロントコーナージュニアスイート71㎡1室3名海
ガーデンコーナースイート98㎡2室4名庭
イラフコーラルスイート103㎡1室4名庭
ミヤコガーデンスイート119㎡1室4名庭
ドッグフレンドリールーム45㎡3室3名海
ドッグフレンドリコーナージュニアスイート76㎡1室3名海
大人：12歳以上

ポイント宿泊の予約可能な部屋は「スタンダードルーム」

マリオットの規約により、一番スタンダードなお部屋である「オーシャンビュールーム」のみが対象です。家族4人のため、「オーシャンビュールーム」を2室予約し、1室はポイント宿泊、もう1室はキャッシュで予約しました。そして、隣同士の部屋をリクエストしました。

ハイシーズンに威力発揮！ナイトリーアップグレードアワード

これは、プラチナエリート会員以上の特典で、事前承認を得ることで客室の空室状況に応じてスイートルームへアップグレードされるサービスです。ポイント宿泊でも適用されます。ハイシーズンの7月、通常のアップグレードは難しいだろうと思い、申請することにしました。

結果はなんと3段階アップグレードされ、327号室のオーシャンビューコーナージュニアスイートに！歓喜の瞬間でした。さらにリクエストしていた隣同士の部屋も対応していただき、ホテルの方に心から感謝☆

チェックイン｜嬉しい♡手作りアロマバスソルト

植栽がいっぱいで南国感たっぷりのエントランスロビー。アンバサダー会員の特典で、13時にスムーズにチェックインできました。初日から観光やプールを存分に楽しむことができます。

ウェルカムドリンク。月桃とローズマリー、レモンが入ったデトックスウォーターは爽やかな飲み心地。

子供にはオレンジジュース。青いグラスの底にはイラフSUIのロゴがあり、とてもお洒落です。

沖縄の至る所で見かけるライオンのような生き物、それが「シーサー」です。魔除けの意味を持つこのシーサーは、ホテルのコンセプトカラーである宮古ブルーに彩られ、ロビーに鎮座。

ウェルカムドリンクをいただきながらのチェックインは、旅の始まりを特別なものにしてくれます。

自分だけのアロマバスソルトを作れるサービス。ミネラル豊富な「雪塩」でお肌をしっとり保湿。「ヒマラヤ岩塩ソルト」は発汗を促進。レモングラス、長命草、月桃などのドライハーブとアロマオイルを加えて、特別なバスソルトが完成します。
エントランスロビーで目を引くのは、希少な天然石「ラリマー」のジュエリー。世界で唯一ドミニカ共和国でしか採掘できないこの石を使った作品はハンドメイドジュエリーショップ「海工房」の展示。

客室｜オーシャンビュー・コーナー・ジュニアスイート

２面 絶景が広がるリビング＆ベッドルーム

青い海の絶景が広がる客室。さえぎるものも無く、波の音だけが聞こえます。エアウィーブ製の硬めのベッドは快適な眠りを約束。残念なのは、定員3名なのにキング1台＋シングル1台ではなく、キング1台＋エキストラベッド1台の仕様だったこと。
宮古ブルーの青い水平線を眺めながら、リビングでくつろぐひとときは至福です。しかし、息子2人がソファに座った瞬間、背もたれがビリっと音を立てて後ろにのけぞってしまいました。なんと、マジックテープで固定されていたのです。部屋の格に相応しい家具を☆
リビングとサニタリーはスライディングドアで仕切られています。困った点は、テーブルが丸くて小さかったこと。仕方なくサニタリーの重いテーブルを移動して使いました。
ウェルカムフルーツはドラゴンフルーツ、マンゴー、パッションフルーツ。スタッフが綺麗にカットし、ディナー後に再度持ってきてくれました。可愛い生花、木箱にはドライパイナップルとクッキーが。支配人からの手書きサイン入りカードもあり、心温まるおもてなしが嬉しかったです。
オーシャンビュー・コーナー・ジュニア・スイートのテラスからの眺めは、まさに絶景！青い宮古ブルーの水平線が広がり、いつまでも見ていたくなる美しさです。眩しい南国の緑と海が、心を癒してくれます。
客室には、ネスプレッソのコーヒーが3種類揃っており、要望すれば多めに用意してくれます。TWGのお紅茶は4種類。手前から煎茶、イングリッシュブレックファーストティー、バニラブルボンティー、カモミール。贅沢なひとときを過ごす時のお供に。
ホテルにはマリオット会員用のラウンジがないため、プラチナエリート会員以上は全て無料で利用できます。常に全種類が毎日補充されました。特に「宮古島のしあわせマンゴーネクター」（432円／本）は絶品で何度も飲み、宮古島市内でお土産に購入しました。

バスルーム＆アメニティは2種類♡嬉しいおもてなし

リビングとバスルームは大きな扉で区切られ、仕切りを開けると開放的な一体空間に変わります。バスルームは2方向からアクセスでき、とても便利です。大きな鏡とダブルシンクの洗面台は使いやすく、快適でした。
レインシャワー付きのシャワーブースと独立したバスタブが完備。バスタブに浸かる習慣のない外国人ゲストに便利な設計。シャワーが使える洗い場はシャワーブース側を使うことになるので、小さな子供の体を洗うのには狭くて不便。
アメニティは、フランス発の高級タラソコスメ「LAMER by THALGO」。初めて試すタルゴ製品に心が躍ります。ロゴを全面にあしらったお洒落なデザインも魅力的。海水や海泥の治療効果に着目したタラソテラピーを応用したスパ製品で、フレッシュで爽やかな香りが心地よい。
こちらはアメリカ製スパブランド「JUNE JACOBS」。ザ・プリンスギャラリー紀尾井町やグランドハイアット東京などの高級ホテルでも使用されています。このブランドは、人工香料を使わず天然素材を使用しているため、リフレッシュできる爽やかな香りが特徴です。
白いケースには、タルゴの石けん、マウスウォッシュ、カミソリ、コットン、ヘアゴム、綿棒、歯ブラシなどが揃っています。アメニティとして意外だったのは「顔・からだ用日焼け止め」。マリンスポーツ時に持ち運びやすく、塗り直しにとても便利でした。
約7万円もする高級ドライヤー、レプロナイザー。セントレジス大阪でも採用されているこのドライヤーは、その高級感と性能で知られています。しかし、私にとっては大きくて重たく、髪を乾かすたびに腕の筋トレをしている感じ。レプロナイザー様、もっと小さくて軽くして☆
気になるスリッパ情報。ふわふわのスリッパとビーチサンダルの両方が用意されています。家からビーチサンダルを持参している方も、ホテルで提供されるビーチサンダルは嬉しいですね。

客室｜オーシャンビュー・ルーム☆ママ1人で最高

イラフSUIは3階建てのリゾートで、その最上階に位置するアッパー・オーシャンビュールーム。マリオット会員特典のポイントを使って5泊の贅沢な滞在を満喫しました。目の前に広がる美しい海と、心地よい海風が、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
クッションやカーテンに使われた宮古ブルーのアクセントカラーの色合いは、心を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。基本的にはコーナースイートと同じ設備。客室、レストランなど全館で無料のインターネットが利用可能なので、どこにいても快適に過ごせます。
広さ45㎡の贅沢な空間に、セミダブルベッドが2台配置された客室。夕方にはターンダウンサービスでお布団が整えられ、リラックスした夜を迎えられます。ベッドサイドには毎日、コットン製の巾着袋に入ったキャンディが置かれ、心温まるおもてなしを感じました。
ガラス張りのお風呂に驚きました。インターコンチネンタル横浜Pier8など、最近は空間を開放的にするために、壁面をガラス張りにするホテルも増えたように思います。ここでは通電してスモークガラスにするのではなく、外側のブラインドによりプライバシーを確保します。
テラスはクッション付きの座面で、ゆったりとくつろげます。板張りの部分もあり、飲み物を置いても倒れないよう配慮されています。

プール｜サンセットディライト #シャンパン飲み放題

エントランスの扉を開けると、目の前に広がるメインプールの壮大な景色が飛び込んできます。ロビーはガラス張りで、チェックインしながらもこの美しい風景を楽しむことができます。このホテルの象徴ともいえる豪華なプールは、まさに全ての中心にあり、圧倒的な存在感を放っています。
「サンセットディライト」サービスは、まさに至福のひととき。季節によって異なりますが、日没前後の17時〜18時にシャンパンなどがフリーフロー（飲み放題）。早い方は16:30頃からビーチチェアにスタンバイし、美しい夕陽を眺めながら贅沢な時間を楽しんでいました。
「サンセットディライト」では、シャンパン等と日替わりの一口サイズのおつまみ（ドライフルーツやジャーキーなど）が提供され、ロビーやプールサイドでのんびりと楽しめます。毎週金曜日には3種類の泡盛テイスティング、土曜日には三線ライブが開催され盛り上げてくれます。
プールの正直な感想。昼間は子供が多く、大人のリゾートという雰囲気ではありません。シャンパンディライトが始まると、親はプールでのんびりし、子供はプールで一人遊び。親が大声で注意する場面も。高級リゾートのマナーが大事です。
夏のシャンパンディライトは夕陽が沈む前に終わってしまいます。晩ご飯の時間もあるので仕方ありませんが、この「トワイライトタイム」が私が一番好きな時間です。深まる夕陽の美しさに包まれながら、静かなひとときを楽しむ「本物の贅沢」。
燃えるような夕陽と水面に映る夕陽。心を奪われる美しい景色です。国内でこれほどダイナミックな夕陽と水面の景色を同時に堪能できる場所は、数少ないのではないでしょうか。人が少なくなり、静寂に包まれるこの瞬間は、最もロマンチックで特別なひとときです。

朝食｜TIN’IN ティンイン ＃毎日マンゴーいっぱい

メインディッシュは洋食または和食から選べます。オムレツやスクランブルエッグには、トマト、パプリカ、玉ねぎ、ハム、チェダーチーズの中からトッピングを。サイドディッシュにはポテト、宮古ソーセージ、きのこソテーが揃い、贅沢な朝のひととき。
ある日の朝食には、エッグベネディクトをオーダーしました。エッグベネディクトの発祥はニューヨークのウォルドルフアストリアホテルと言われていますが、その美味しさは世界中で愛されています。フォークを入れた瞬間、とろ〜っと卵がとろける様子は、まさに至福のひととき。
和食の朝食も絶品です。焼き魚または肉料理に、小鉢が2種類、さらに汁物、白飯または白粥がセットになっています。毎朝、家族の誰かが和食を注文しましたが、小鉢の内容が少しずつ変わり、新鮮な驚きがありました。
セミブッフェスタイルの朝食は、パン、サラダ、フルーツ、ジュースを好きなだけ。新鮮な食材を自由に選べる贅沢なひとときです。特にキッズ向けには洋食プレートや和食プレートも用意されており、家族全員が満足できる朝食タイムを過ごせました。
特にマンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップルなど、宮古島ならではの新鮮なフルーツが毎日並び、ビタミンCや食物繊維がたっぷりで朝から元気いっぱいに。宮古島の美しい朝を感じながら、心も体もリフレッシュ。

朝食｜TIN’IN ティンイン ＃琉球料理の本格的ディナー

島特有の食材と琉球技法を取り入れた贅沢なフランス料理。島で育った新鮮な野菜や獲れたての魚介を使用し、シェフのこだわりが詰まった一品一品が楽しめます。窓際の席からは、ロマンティックなサンセットを眺めながらディナータイムを過ごせます。
一輪挿しの蘭とキャンドルの灯りが、テーブルに温かみを添えています。深い海の色を思わせる重厚なお皿が、特別なディナーの始まりを予感させます。この素敵なテーブルセッティングに、これからのディナーへの期待感が一層高まります。
大人は贅沢なディナーのコース料理を堪能し、息子たちはアラカルトで好きなお料理をオーダー。特に沖縄県産和牛のミートソースは絶品で大満足でした。
ディナーコースは1万5000円、1万8000円、2万5000円の3種類から選べます。どのコースも沖縄の地元食材をふんだんに使用し、一品一品が楽しみです。例えば、前菜には新鮮な島タコや海ぶどう。リゾットにはアーサが。地元の味を堪能できます。
コース料理の肉料理は、どれも厚みがしっかりしていて、旨みがたっぷり詰まっています。仔羊、豚、牛肉、どれをオーダーしても間違いなしの絶品です。パイナップルのキャラメリゼ、ティラミスちんすこうアイスや黒糖アイスなど、デザートも沖縄の魅力がたっぷり詰まったものでした。

アクティビティ＆観光｜まとめ☆ココ全部行きました

ホテル以外の情報はぎゅっと圧縮して一枚の思い出アルバムにしました！5泊6日あったのでレンタカーで離島に行って観光したり、とっても楽しかったです。

チェックアウト｜家族4人は2部屋になるけどGood！

部屋が2つに分かれましたが、自分だけの時間を楽しみながら、リラックスできる贅沢なひとときを過ごすことができました。宮古島の海を満喫し、観光地や地元の名店なども車でまわり、家族みんなが楽しめた最高の滞在となりました。

◾️アップグレード前
予約は一番安いスタンダードの客室
・オーシャンビュールーム　1部屋目（9万円／泊／室　×5泊）合計45万
・オーシャンビュールーム　2部屋目（9万円／泊／室　×5泊）合計45万
・宿泊費　合計90万円

◾️１部屋目：ポイント宿泊での利用
アッパーオーシャンビュールーム　
マリオットポイント38万5000ポイント（7万7000ポイント／泊　×5泊）
→1段階アップグレード。高層階になりました。

◾️２部屋目：キャッシュで予約。ナイトリーアップグレードアワード利用。
オーシャンビューコーナージュニアスイート　
→3段階アップグレード！本来の価格：105万円（21万円／泊／室　×5泊）
→105万−45万＝差額60万円。

◾️まとめ
5泊分ナイトリーアップグレードアワードという特典を使い、豪華でゆったりとした滞在ができました。さらに隣同士の部屋にしてもらうリクエストも叶えていただき、ホテル側も調整してくださったことに心から感謝☆

#marriott
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