2025年1月、ANAからの直行便が新規就航するスウェーデン・ストックホルム。いつか北欧に行きたい☆素敵なホテルに泊まりたい☆という方に、おすすめのホテルを紹介します。ストックホルム中心地2分、アート満載のお洒落なブティックホテル「ストーリー・ホテル・リッダルガタン」の宿泊記です。
概要|「Story Hotel」JdV by Hyattとは
ヴィンテージとモダンが融合&ワンコと泊まれるお洒落ホテル
「ストーリー・ホテル・リッダルガタン」は「JdV Hyatt」というハイアットグループに属する独立系ホテルのコレクションです。コンセプトは「バイタリティーにあふれ、心が弾むように明るく、ポジティブに生きたい人が集うコミュニティーのようなホテル」とのこと。
「JdV Hyatt」は、ヴィンテージな雰囲気とモダンな要素を融合させたデザインが特徴で、個性的なアートワークや家具が使われています。音楽、デザイン、アートの愛好家が好むようなインテリアやアートワーク、定期的なアーティストの個展が開催されるのも特徴。ペットは、レストランやBARでも歓迎されて、追加料金なしで一緒に泊まれます。
正式には「Story Hotel Riddargatan part of JdV by Hyatt」。長くて仕方ない。。街に出ると「ä」「ö」という読むのに悩む文字が!普段見たことのない文字は面白いですよね。英語とスウェーデン語が混在する街を楽しみつつ、旅をしました。
インテリアデザイン|『Koncept』
このお洒落なブティックホテルをデザインしたのはストックホルムにある建築設計事務所『Koncept』(コンセプト)。約30名もの建築家がいる大きな設計事務所で北欧中心にホテル、オフィス、住宅など多くのプロジェクトを手がけています。
スウェーデンで、他に彼らのデザインを見れる場所はここ! 特にストックホルム中央駅のフードコートは通過地点になるので旅行中に見ることができますよ。
・Story Hotel Studio Malmö(ストーリーホテル・スタジオマルメ)
・Story Hotel Signalfabriken(ストーリーホテル・シグナルファブリケン)
・Stockholm Central Station Food destination(ストックホルム中央駅)
アクセス|2025年1月ANA就航開始!直行便約14時間
フライトスケジュール|週3便(火・金・日)出発
出発空港 | 出発時間 | 便名 | 到着時間 | 到着空港 |
---|---|---|---|---|
羽田 | 0:30 | NH221 | 6:20 | ストックホルム |
ストックホルム | 9:35 | NH222 | 翌7:20 | 羽田 |
2025年1月31日からは全日空(ANA)が、ストックホルム、ミラノ、イスタンブール線を新規就航!ヨーロッパへ早く、便利にいくことが出来ます。羽田-ストックホルム(アーランダ)間の直行便は、週3便の予定。直行便の飛行時間は約13時間50分の見込みです。
チェックイン|市内中心地・地下鉄駅から徒歩2分
ストックホルムの中心地の主要な大通り「Birger Jarlsgatan(ビルガー・ヤールスガタン)」には歴史的なランドマークの建物に、CHANEL、PRADA、Louis Vuittonなどハイブランドが入っています。その大通りから1本入った道にあるロケーションです。
客室カテゴリ一表
総客室数83室、全11カテゴリーも細かく設定されているので抜粋しました。4人家族のため2部屋予約し「ツインベッドルーム」「リリー・ダム・スイート」に宿泊しました。
客室(抜粋) | 広さ | ベッドサイズ |
---|---|---|
シングルベッドルーム | 12㎡ | 90 cm x 200 cm) |
クイーンベッドルーム | 15㎡ | 160 cm x 200 cm |
ツインベッドルーム | 21㎡ | 90cm x 2 x 200cm |
キングDXバルコニー | 26㎡ | 180 cm x 200 cm |
リリーダムスイート | 54㎡ | 180 cm x 200 cm |
The Attic(屋根裏部屋) | 60㎡ | 180 cm x 200 cm |
客室|リリー・ダム・スイート「Lily Dam Suite」
スイートの入口を入ると2方向へアクセス可能な間取り。左側には、おやおや本物の暖炉が!火はついていませんでした。北欧の冬は寒いから暖炉もあるのね。暖炉があるホテルといえば、星野トマムを思い出す。。
ベッドルーム
バルコニー
リビングルーム
バスルーム
洗面ボウルは陶器製。なんと金魚が3匹!手を洗うたびに、顔を洗うたびに、和かな気持ちに。
バスタブと反対側には独立したシャワー室。扉がないので、床は大雨が降ります。STORYホテルのロゴ入りバスローブと、スリッパ。スリッパはハンガーに刺さってます笑。
ツインベッドルーム「Twin Bed Room」
家族4人、夫婦と中高生の子供達と一緒なので1部屋におさまらず、2部屋予約。こちらは21㎡のツインベッドルームです。
収納棚。上段はセーフティーボックス、中央は冷蔵庫、最下段は収納棚でした。冷蔵庫には人数分、2本の無料のミネラルウォーターがありました。
バスルーム
ダイニング|フュージョン料理リン・ロン「LingLong」
このホテルはハイアット系列ですが、ハイアット用のクラブラウンジはありません。朝食料金には宿泊料金に含まれています。ストックホルム中心地にあり周囲にはダイニングスポットがたくさんあるので、ホテル内のメインダイニングはここリン・ロン1つだけ。
夕食
朝食
チェックアウト|ハイアット会員特典まとめ
グローバリスト会員特典|スイートへのアップグレード
ハイアットでは会員ステータスが4つあります。メンバー、ディズカバリスト、エクスプローリスト、そして最上級のグローバリストです。客室の空き状況により、グローバリスト会員は、スタンダード・スイートを含めた部屋にアップグレードされるチャンスがあります。
予約時には、2部屋とも一番下のカテゴリーの「ツインルーム」を予約しましたが、そのうち1室を「リリー・ダム・スイート」にアップグレードしていただきました♡ やはり1部屋でも広いと、家族4人で集まって団欒できるのでアップグレードはとてもありがたかったです。
感想|年代物✖️現代的なモノが共存する意外性に感化される
私はマリオット系、ヒルトン系、そしてハイアット系のホテルによく泊まるのですが、ハイアットは特に洗練されたデザインと、多様性があるように思います。
パブリックエリアも客室も、意外!なことの連続で、「これ・いけるんだ!」「これ・アリなんた!」と、自宅に帰って真似したい☆そう思わせるお手本が多数ありました。
今回、ご紹介した「Koncept」は日本にプロジェクトの事例がないので、貴重な機会となりました。ぜひストックホルムへ行ったらアート満載のお洒落なホテルに足を運んでみてくださいね。
観光まとめ|アビーチに会いたくて♡ここまで来た
EDM界のスパースターであり若くして亡くなったアビーチ。生まれ故郷のストックホルムにファンと家族の手によって建てられた博物館「Avicii Experience」があります。自宅の再現、実際に使っていたギター、直筆のノート、ファンからのメッセージ、ライブハウス。。ファンにとって、ここはアビーチに染まれる、まさに聖地。嬉しかったです♡